森町町営住宅長寿命化計画について

更新日:2023年03月31日

町営住宅の維持管理・更新等を計画的にすすめるため、「森町町営住宅長寿命化計画」を策定しています。

計画の目的

平成18年(2006年)に「住生活基本法」が施行され、本格的な少子高齢社会、人口減少社会の到来に備え、住宅セーフティネットの確保を図りつつ、健全な住宅市場を整備するとともに、住生活の質の向上を図る住宅政策を展開するという考え方が示されるつなど、国の住宅施策は大きく転換してきています。

町では、平成14年(2002年)11月に森町町営住宅再生計画を定め、公営住宅の計画的な建替、改善管理等を図ってきましたが、計画策定から10年が経過し、また上記のような国の大きな施策の方向転換を受け、平成25年(2013年)11月に森町地域住宅計画を新たに策定しました。この計画に沿い、公営住宅の安全で快適な住まいを長期間にわたって確保するため、予防保全的な観点から修繕や改善の計画を定め、長寿命化による更新コストの削減と事業量の平準化を目的として「森町町営住宅長寿命化計画」を策定しました。  

「森町町営住宅長寿命化計画」は、住民生活の安定向上と社会福祉の増進を図ること、さらには各団地の今後の方向性を明確にしたうえで、町営住宅の効率的かつ円滑な維持管理及び更新の実現に向け、予防保全的な管理や改善を推進し、良質なストックを効果的に長期活用するための方針を定めています。

町営住宅の状況やニーズ等を踏まえ、住棟毎に、整備、改善、活用手法を選定し、事業に伴う費用対効果を検討し、長寿命化による更新コストの削減と事業量の平準化等を図ることを目的としています。

計画の期間

平成27年度~令和6年度(2015年~2024年) 10年間

長寿命化に関する基本方針

ストックの状態把握及び日常的な維持管理の方針

・管理する町営住宅のデータはもちろん、日常的な保守点検や修繕、改善等の履歴を住棟単位で整理・把握する。
・この管理データを活用し、住棟単位で予防保全的な維持管理を効率的に実施する。

長寿命化及びライフサイクルコストの縮減に関する方針

・対症療法型の維持管理から、予防保全的な維持管理及び耐久性の向上等を図る改善を実施することによって、町営住宅の長寿命化を図る。
・長寿命化型改善により、修繕周期の延長によるLCCの縮減を図る。
・定期点検を充実させ、建物の老朽化や劣化による事故等を未然に防ぐとともに、建物の長寿命化に向けて効率的な修繕又は改善工事の実施につなげる。
・町民ニーズや社会状況の変化を常に意識し、設備等に対して適切な改善を行い、機能的な長寿命化を図る。

計画の本文(令和6年3月改定)

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