介護ロボットのニーズ・シーズ マッチング支援事業について

更新日:2021年06月24日

厚生労働省では、介護現場のニーズを汲み取ったロボット開発の促進を目的として、介護現場のニーズや開発するロボットの提案を公開の上、開発企業の技術情報等(シーズ)を募集し、ニーズの情報提供や開発に関する助言等のマッチング支援を行う「介護ロボットのニーズ・シーズマッチング支援事業」を令和3年6月14日(月曜日)から開始します。

この事業で実施すること、可能なこと

介護現場のニーズおよびロボット案のリスト化公開と企業からの技術情報の募集

厚生労働省では、介護ロボットのニーズ・シーズ連携協調のための協議会を設置し、介護施設等において解決すべき課題(ニーズ)と、現場ニーズを反映したロボットの開発提案の取りまとめを行いました。

取りまとめた情報はリスト化され、一般公開をしています。

このリストにあるニーズを解決するロボットの開発に対して興味・関心を持つ企業を募集し、技術情報を収集したうえで、ニーズとのマッチングを支援します。介護ロボットをすでに開発している企業に加え、介護ロボット業界に現時点で参入していない企業や、要素技術を有する企業も応募可能です。

応募は以下のホームページから申込み可能です。

https://www.kaigo-ns-plat.com/

ニーズ・ロボット案の紹介

マッチングサポーター・委員会によるマッチング支援

エントリー企業は、希望に応じて介護現場やロボット技術の専門家であるマッチングサポーターから、介護現場のニーズについて詳しく聞いたり、ロボットの開発について助言を得ることができます。ニーズを取りまとめた介護施設や協議会に直接ヒアリングする事も可能です。

更に、マッチング委員会の中で、エントリー企業の技術が活用できるニーズやロボットについて検討し、そのニーズや技術をもつ他エントリー企業を紹介します。

リビングラボ・実証フィールドと連携した支援

本事業は、介護ロボットの開発、実証、普及のプラットフォーム事業の一貫として行われています。ロボットの安全性・効果の検証や実証に関する支援を希望する企業は、同事業に参画する全国8箇所のリビングラボに相談することができます。更に、同事業に登録している実証協力施設(実証フィールド)を活用し、実証試験を実施することも可能です。

マッチング支援の流れ

マッチング支援の流れ

このページに関する
お問い合わせ先Inquiry

産業課 商工観光係

〒437-0293
静岡県周智郡森町森2101-1
電話番号:0538-85-6319
メールでのお問い合わせはこちら