子宮頸がん予防のためのHPVワクチン定期接種について

更新日:2025年03月18日

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気に関わります。特に近年若い女性の子宮頸がん患者が増えています。

対象者

小学校6年生から高校1年生相当の女子

※定期接種対象となる方には、準備ができ次第、予診票を郵送します。

※平成9年度から平成19年度生まれの女性又は、平成20年度生まれの女性の公費接種期間は令和6年度まででしたが、令和7年3月31日までに1回以上接種された方は、残りの回数の接種期間が令和8年3月31日まで延長となりました。詳しくはこちらをご覧ください。

接種費用

公費で受けられます。(無料)

接種期間を過ぎた場合は、自費になりますのでご注意ください。

持ち物

森町子宮頸がん予防(HPV)ワクチン予診票

母子健康手帳

身分証明書類(保険証やマイナンバーカード、こども医療受給者証など住所や年齢を確認できるもの)

ワクチンの種類と接種スケジュール

子宮頚がん予防ワクチンにはサーバリックス(2価)とガーダシル(4価)、令和5年度から開始されたシルガード9(9価)の3種類があります。どのワクチンで接種するか選択した上で、協力医療機関に事前予約してください。

一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。医療機関に相談してください。

9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。

ワクチンの種類 回数 接種間隔 効果
サーバリックス(2価) 3回

1月の間隔をおいて2回、1回目の

接種から6月の間隔をおいて1回

子宮頸がんの原因の50%~70%を防ぎます。
ガーダジル(4価) 3回

2月の間隔をおいて2回、1回目の

接種から6月の間隔をおいて1回

シルガード9(9価) 2回

6月の間隔をおいて2回

※1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合

子宮頸がんの原因の80%~90%を防ぎます。
3回

2月の間隔をおいて2回、1回目の

接種から6月の間隔をおいて1回

※1回目の接種を15歳になってから受ける場合

 

 

接種スケジュール

いずれの場合も、1年以内に接種を終えることが望ましい。

実施医療機関

接種を希望する場合、下記「森町指定医療機関」に電話等で事前予約をお願いします。

詳細は厚生労働省ホームページへ

このページに関する
お問い合わせ先Inquiry

健康こども課 健康づくり係

〒437-0215
静岡県周智郡森町森50-1
電話番号:0538-85-6330
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