令和5年4月から9価HPVワクチンを公費で接種できるようになりました!

更新日:2023年04月25日

子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの「定期接種」及び「キャッチアップ接種」では、これまで2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)の2種類のワクチンが対象でしたが、令和5年4月1日の接種から9価のHPVワクチン(シルガード9)が追加されました。

HPVには、いくつかの種類(型)があり、9価ワクチンは、このうち9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。

定期接種対象となる方には、準備ができ次第、予診票等を郵送します。お手元に届いた後は、今回送付された予診票をお使いください。

予診票が届く前に接種をご希望の場合、お持ちの予診票をそのまま使用できます。

 

対象者

・小学校6年生から高校1年生相当の女子

・平成9年度生まれから平成18年度生まれの女子(キャッチアップ接種対象者)・・令和7年3月末まで

※これまでに2価又は4価ワクチンで3回接種を完了した方は、定期接種として9価ワクチンを追加で接種することはできません。

9価HPVワクチン(シルガード9)の接種スケジュール

9価ワクチンで接種を開始する方は、一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。

3回接種の場合

対象:9価HPVワクチンの1回目接種を、15歳になってから受ける方

標準的接種間隔:2か月の間隔をおいて2回注射した後、1回目の注射から6か月の間隔をおいて3回目を注射します(標準的な接種間隔をとることができない場合は、以下の必ずあける必要がある間隔をあけて接種することができます)

必ずあける必要がある間隔:2回目は1回目から1か月以上、3回目は、2回目から3か月以上

※1か月以上の間隔をおいた日とは、翌月の同日を指します。翌月に同日が存在しない場合は、その翌日(1日)となります。3か月以上の間隔をおいた日も同様の考え方です。

接種スケジュール

いずれの場合も、1年以内に接種を終えることが望ましい。

 

2回接種の場合

対象:9価HPVワクチンの1回目接種を、小学6年生の学年から15歳の誕生日前日までに受ける方

標準的な接種間隔:6か月の間隔をおいて2回目を注射します(標準的な接種間隔をとることができない場合は、以下の必ずあける必要がある間隔をあけて接種すること)

必ずあける必要がある間隔:1回目と2回目は5か月以上(接種間隔が5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。この場合も公費負担となります。)

これまでに、2価または4価のHPVワクチンを1回又は2回接種した方へ

原則として、同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中から9価HPVワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。※

この場合にも公費で接種することができます。

※2価または4価のHPVワクチンを接種した後に、9価ワクチンを接種することに対する効果や安全性についての科学的知見は限定されています。

2価HPVワクチンまたは4価HPVワクチンで接種を開始し、9価ワクチンで接種を完了する場合

9価HPVワクチンの接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。

詳細は厚生労働省ホームページへ

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